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認知症サポーターの成り立ち ~「オレンジリング」の名称や色の由来

投稿日:2017-07-20 更新日:

認知症サポーターに認定されるともらえる、「オレンジリング」。
なぜオレンジ?
なぜノベルティがシリコンバンド?
オレンジリングの由来を、
認知症サポーター養成の始まりを含めた
ちょっと昔の成り立ちから見ていこうと思います。

始まりは2005年

「痴呆」の呼び名が「認知症」に改称となったのが、
2004(平成16)年の12月。
続く2005(平成17)年度が「認知症を知る1年」と位置づけられ、
そこから厚生労働省が打ち出す10年間のプロジェクト
「認知症を知り地域をつくる10ヵ年」が始まりました。


出典:厚生労働省ホームページ

この構想の一環として、単なる呼び名の変更にとどまらず
今後多くの人々に認知症が正しく理解され、
また認知症の方が安心して暮らせる町が
つくられていくための第一歩として、
普及啓発のためにさまざまなキャンペーンが行われました。

具体的には下記の4つです。

1.認知症サポーター100万人キャラバン
2.「認知症でもだいじょうぶ町づくり」キャンペーン
3.認知症の人「本人ネットワーク支援」
4.認知症の人や家族の力を活かしたケアマネジメントの推進

認知症サポーターの養成は、
このときのキャンペーンがはじまりとなっています。

 

なぜ「オレンジリング」?色や名前の由来

”「柿色」をしたオレンジリングは、認知症サポーターの目印です。江戸
時代の陶工・酒井田柿右衛門が夕日に映える柿の実の色からインスピレー
ションを得て作り出した赤絵磁器は、ヨーロッパにも輸出され世界的な名
声を誇りますが、同じく“日本初”の「認知症サポーターキャラバン」の
オレンジリングが、世界のいたるところで「認知症サポーター」の証とし
て認められればとの思いからつくられました。
なお温かさを感じさせるこの色は、「手助けします」という意味をもつ
と言われています。”※

赤絵磁器の写真は、
Wikipediaからお借りしました。
濃いオレンジが鮮やかで、印象深いです。

ラバーバンドのオレンジは、
「柿色」だったんですね。

暖色系の中でも、オレンジは特に
温かみを感じる色ですし、
はっきりとした色彩は
遠くからでも認識されやすいです。

 

実は、「認知症を知る1年」である
2005(平成17)年というのは
「ほっとけない世界のまずしさ」キャンペーン の
ホワイトバンドプロジェクトで、
白のシリコンブレスレットが
大変話題になった年でもあります。


見覚えがある方もいらっしゃるかと思います。

株式会社サニーサイドアップ ホワイトバンドプロジェクト

目印としての配布物が、
シンボルがピンバッジやリボンなどではなく
「シリコンのブレスレット」である理由には
もしかするとこんな時代背景が
影響しているかもしれません。

マスコットキャラクターも!

 

また、認知症サポーターキャラバンには
マスコットキャラクターがいます。

 

オレンジのかわいいこちらは…馬?いえウマではなくロバだそうです。

 

”「ロバ隊長」は、「認知症サポーターキャラバン」のマスコットです。
認知症サポーターの「キャラバン」(隊商)の隊長として、「認知症にな
っても安心して暮らせる町づくり」への道のりの先頭を歩いています。ロ
バのように急がず、しかし一歩一歩着実に、キャラバンも進んでいきます。”※

(※: 認知症サポーターキャラバンの手引きより引用しております)

 

これからも一層の広がりを

当初100万人を目標に始まったキャラバンも
13年経った 今では900万人を超えています。
(2017(平成29)年6月30日時点)

改めて、私も認知症サポーターの一員として
これからも一歩一歩着実に、
認知症への知識と理解が広がっていくことを
期待しております。

 


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