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かかりつけ医があるといい理由 【その1 心のよりどころ】

投稿日:2017-07-20 更新日:

とあるご主人のお話です。

最近奥様の介護に行き詰まっているご様子。
お話を聞く中で分かった現状は、
ご主人、奥様お二人とも要介護認定を受けてはおらず
デイサービス等にも行っていないとのこと。
お子さんはいらっしゃるそうなのですが、
疎遠で様子を見に来ているわけでもない…ということ。

介護をしているご主人ご本人も、すでに
介護保険のサービスが
十分使えるようなお立場にあられるので、

ことあるごとに、
少しでも奥様を介護している今の状況と、
そしてご自身の生活を楽にできるよう
要介護認定の申請をしましょう。

と、何度かお勧めしてはいるものの、
なかなか重い腰があがらない…という次第でした。

 

しかしようやく、数回にわたるお話と説得により
ご本人が決意されたようで、
役所へ申請に行かれる運びになりました。

 

 

そこに至るまでのお話し中に
聞こえてきたのが、
「先生のところから とりはらわられちゃうよ」
という、ご主人のお言葉。

どうやら、
介護サービスを開始することにより、
逆に長い付き合いで自分のことをよく知っている
「かかりつけ医」さんのところに
もう今後来られなくなってしまうのでは・・・
というところをご心配されていたようです。

 

老老介護で、相談やお話をしたり
お手伝いを頼めるような方が周囲にいないため
孤立し、一人で抱えてしまう…

特にご主人が奥様の介護をされているような場合で
お一人で行き詰っているケースに
多く遭遇します。

それでも、先のご主人には
「かかりつけ医」があったため
そこで話や、相談ができたのです。

自分以外の者、第三者に相談することで、
今まで本当は分かっていながらも
なかなか踏み出せなかった
介護保険という外のサービスの利用を決意し、
大きな一歩を踏み出すことができました。

ご主人にとって、かかりつけ医が
心のよりどころになっていることは間違いなく、
だからこそ新しいサービスを享受することによって
今現在の心のよりどころを失ってしまう…
ということは避けたい、とお思いになったのでしょう。

信頼のおける機関、場所、人物を
「心のよりどころ」として持っておくことの
必要性を改めて感じます。

 

関連記事:かかりつけ医があるといい理由【その2 ちょっとした変化への気づき】

 


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